処理費用
焼却・運搬・最終処分にかかる費用を見直したい
SUBCRITICAL WATER + ADSORPTION PROCESS
亜臨海水処理・吸着処理システムJ-BREAKとして開発された亜臨海水処理設備を基礎に、亜臨海処理だけでは対応できない成分へ、マイスターの土壌改良材を用いた吸着・固定化等の追加工程を組み合わせる販売仕様です。

CHALLENGES
処理物の種類と量、現在の処分方法、再利用の目的から、適用可能性を整理します。
焼却・運搬・最終処分にかかる費用を見直したい
水分が多く、焼却効率が上がりにくい廃棄物を処理したい
廃棄物を処分するだけでなく、肥料・燃料等への再利用を検討したい
食品残渣や家畜排泄物などの臭気・衛生負担を軽減したい
既存の焼却設備や処理方法の老朽化・更新に備えたい
処理対象や必要能力に合う設備計画から相談したい
WHAT IS A-MEISTER
A-MEISTERは単なる名称変更ではありません。高温・高圧水蒸気による有機物の加水分解と、処理後に残る成分への吸着・固定化・回収を、分析結果に基づいて組み合わせるシステムです。
圧力容器内で有機物を加水分解する設備技術を基礎とします。
金属類など亜臨海処理で分解できない対象には、吸着・固定化等の別工程を設計します。
処理対象の確認、試験、工程設計、設備計画を一体でご相談いただけます。
TREATMENT TARGETS
すべての廃棄物を同じ条件で処理できるわけではありません。成分、形状、温度履歴、法令区分を確認して判断します。
食品製造残渣、生ごみなどの有機物を対象に、処理後の資源利用まで検討します。
家畜排泄物や農作物残渣を加水分解し、肥料・堆肥等への利用可能性を確認します。
水産廃棄物、木質系廃棄物など、組成と含水率に応じて処理条件を設計します。
亜臨海処理だけでは除去できない成分を分析し、吸着・回収・適正処理の必要性を判断します。
金属・ガラスなどの無機物は分解対象外です。廃プラスチック等は材質・製造条件によって処理できない場合があります。
CUSTOM ENGINEERING
反応容器の大きさや設計圧力は固定ではありません。処理対象、必要処理量、設置条件に応じて容量・圧力・ボイラー・投入排出設備等を設計します。

容量・圧力・付帯設備を個別設計SYSTEM CONFIGURATIONS
単炉型に加え、2基の炉を交互に使用するツイン交互運転型を用意しています。
3m³の反応容器を1基配置する基本構成。処理対象と必要能力に合わせて前後設備を設計します。
5m³の反応容器を1基配置する構成。投入量、重量、搬送、ボイラー能力を含めて計画します。
3m³炉を2基配置し、処理を終える炉の蒸気を次の炉へ移送して交互に運転します。
5m³炉を2基配置する交互運転構成。連続的なバッチ処理を想定して個別設計します。
ツイン型は、処理を終える炉の蒸気を次の炉へ移送し、蒸気と熱を再利用します。これにより次の炉への蒸気注入・昇温時間の短縮を図れます。短縮時間は原料、温度、圧力、運転条件により異なります。
DEVELOPMENT HISTORY
初期開発ではフットボール型の反応容器を採用していましたが、処理物を取り出しにくく、容器内部に残留物が残りやすいことが課題となりました。そのため反応容器を円形構造へ改良し、処理後の排出性と内部清掃のしやすさを高めています。



内面に処理物が滞留しにくい円形構造とし、排出口へ集まりやすくしています。
処理後には水分が生じますが、処理物が過度に水分を含んだ状態にならないよう、原料の含水率、蒸気量、温度、圧力、処理時間を調整します。
排水設備が常に不要という意味ではありません。処理液・凝縮水の量と分析結果、放流・再利用条件に応じて、固液分離、中和、吸着などの設備を組み合わせます。
他方式との違いは、同一原料・同一含水率・同一処理条件による比較試験を確認したうえで評価します。処理物の水分量や排出状態は、原料と運転条件によって変動します。
PROCESS
固形物と液体で投入方法を分け、必要に応じて破砕・乾燥などの前後設備を組み合わせます。
種類、組成、含水率、形状、1日当たりの処理量、処理後の利用目的を確認します。
固形物は必要に応じて破砕し、ベルトコンベアやホイスト等で投入します。液体はポンプ投入を検討します。
ボイラーから水蒸気を供給し、反応装置内を所定の温度・圧力へ制御します。
高温・高圧の水蒸気による加水分解で、有機物を低分子化します。
処理物、処理液、凝縮水を分析し、必要に応じてマイスターの土壌改良材による吸着・固定化・回収工程を組み合わせます。
原料投入から水蒸気反応、処理物・処理水の回収まで
RESOURCE & ENERGY CIRCULATION
A-MEISTERで有機系廃棄物を加水分解した後、処理物を分析し、性状と目的に応じて「マイスターのバイオによる肥料化」と「メタン発酵によるエネルギー回収」のルートを検討します。
加水分解はメタン発酵の前処理候補です。実設備へ適用する前に、原料別のメタン発酵試験でガス発生量、分解率、pH、アンモニア、有機酸及び発酵阻害の有無を確認します。
すべての処理物を肥料化またはメタン発酵に利用できるものではありません。原料、重金属、農薬、塩分、病原性、肥料成分及び発酵適性を分析し、必要な試験・後処理・法令上の手続きを確認して用途を決定します。
IMPORTANT LIMITATIONS
亜臨海水処理は有機物の加水分解に利用できますが、カドミウム等の金属類を分解する工程ではありません。処理物だけでなく、処理液や凝縮水へ移行する成分もあるため、対象物ごとの分析と、必要に応じた吸着・回収・適正処理が必要です。
TEST EVIDENCE
2022年8月20日採取の牛ふん処理テストについて、濃度計量証明書に記載された数値を掲載しています。単位はmg/Lです。
| 項目 | 処理前スラリー | 蒸気分① | 液分① | 蒸気分② |
|---|---|---|---|---|
| 硝酸態窒素 | 5.3 | 0.57 | 0.46 | 0.77 |
| 亜硝酸態窒素 | 0.18 | 0.040 | 0.086 | 0.10 |
| アンモニア態窒素 | 960 | 10 | 160 | 84 |
| T-BOD | 1,600 | 250 | 20,000 | 3,700 |
| COD | 29,000 | 160 | 33,000 | 6,600 |
| SS | 51,000 | 22 | 13,000 | 4,000 |
蒸気分で低下した項目がある一方、液分ではBOD・COD・SSが高い結果もあります。本結果は「排水処理不要」「有害物質がない」ことを証明するものではなく、特定条件下の一試験です。
基本構成、参考仕様、試験資料の読み方、海外案件の確認項目を11ページに整理しました。
INTRODUCTION FLOW
第一種圧力容器、設置場所、ボイラー、電気・配管、建屋条件を含めて計画します。海外案件は輸出入条件と現地法令も確認します。
処理物と処理量、設置地域、再利用の目的を確認します。
必要に応じて原料試験を行い、処理条件、前後設備、評価方法を整理します。
配置、投入・排出方法、ボイラー、電気・配管、建屋条件を設計します。
第一種圧力容器に関する検査を含め、製造、国内外への発送、現地据付、配管・計装を進めます。
試運転、運転指導、完成図書の提出後、国内外の条件に合わせた保守管理へ移行します。
容量、設計圧力、配置、投入・排出設備、配管・計装を処理物と必要能力に合わせて設計します。
輸送条件、現地の電源・水・燃料、設置環境、法令を確認し、発送から現地据付・試運転まで対応します。
運転指導、定期点検、交換部品、年次検査等について、国内外の設置条件に合わせた保守計画をご案内します。
FAQ
単なる名称変更ではありません。J-BREAKとして開発された亜臨海水処理設備を基礎に、マイスターの土壌改良材を用いた吸着・固定化等の追加工程を組み合わせ、A-MEISTERとして販売するものです。
可能です。3m³・5m³を基本に、必要な処理能力、対象物、設置条件、適用法令に応じて容量・設計圧力・ボイラー・付帯設備を個別設計します。
初期のフットボール型では処理物を取り出しにくく、内部に残留物が残りやすい課題がありました。円形構造へ改良することで、処理物が排出口へ集まりやすく、排出と清掃を行いやすい構造にしています。
処理対象によって必要になります。処理液と凝縮水の量・分析結果、放流先や再利用条件を確認し、必要に応じて固液分離、中和、吸着などの設備を設計します。
原料と分析結果によっては、マイスターのバイオ技術を組み合わせ、肥料原料・土壌資材としての活用を検討できます。ただし、成分分析、栽培試験、熟成条件、用途別基準及び法令確認が必要です。
候補になります。亜臨海水処理による加水分解で有機物を可溶化・低分子化し、後段のメタン発酵へ送りやすくする考え方です。適用前に原料別のメタン発酵試験を行い、ガス発生量、分解率、pH、アンモニア、発酵阻害の有無を確認します。
2基の亜臨海炉を交互に運転し、処理を終える炉の蒸気を次の炉へ移送する構成です。蒸気と熱を利用することで、次工程の蒸気注入・昇温に要する時間の短縮を図ります。
海外への発送、現地据付、試運転、運転指導、保守・メンテナンスに対応可能です。輸出入条件、現地法令、電源・水・燃料、保守体制を事前に確認します。
できません。有機物の加水分解に利用できますが、金属類など分解できない成分があります。処理物、処理液、凝縮水を分析し、必要な追加処理を判断します。
CONTACT
処理物の種類、1日当たりの量、含水率、懸念成分、設置予定国、電源・水・燃料条件など、分かる範囲でお知らせください。必要な確認項目から一緒に整理します。
受付時間:10:00–17:00MEISTER SERVICE GUIDE
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